ブース施工で気をつけたい10のポイント2014/01/10
①出展の目的を明確にする。
情報が具体的で詳細である程、デザイナー、設計士は主旨にマッチしたブースを作ることができます。
外部要因として会場の中での位置、空間の広さ、導線設計、素材、予算、納期
内部要因として会社の文化、CI(コーポレートアイデンティティ)、CD(コーポレートデザイン)
を考慮し全体のブース設計に落とし込んでいきます。
②出展時期、出展場所を見極める
出展に要するタスクを整理し、チェックリストを作成、どのタイミングでどこに出展する事によって
最前のプレゼンテーションを行う事ができるか?を吟味しましょう。
③施工業者を3社選んでオリエンテーションを行う。
各社の実績や得意分野、ネットワーク等を考慮して現地の施工会社を選定しましょう。
④全てのデザイン業務には費用がかかる
デザイナーを多くの時間や知見を投じてデザインを作り上げます。
良いブースを作る為にはプレゼンテーションフィーを設定して、デザインを依頼する事が望ましいです。
⑤プレゼンテーションを受ける
裁量のある担当者も同席し、コストだけではなく総合的な観点で評価を行う。
⑥委託業者の決定は迅速に
確実なスタッフの手配、効率的な材料の調達を行う為にも委託先の決定は迅速に
⑦変更が発生した場合は早めに処理
いざ会場で組立開始、となったタイミングでの仕様変更は多大なコストが伴うともに
選択肢を狭める事になります。業者に対して各項目における仕様設定のデッドラインを
提出してもらい事前に段取りを行いましょう。
⑧進捗を管理
制作の進捗を写真等によって報告を受ける事によって意図せず発生したコミュニケーションギャップを
修正する事ができます。
⑨ブースの引き渡し
引き渡しの状態、タイミングを設定、両者の責任範囲を明確にします。
⑩長期的なパートナーとしての関係構築
クライアントの事を知れば知るほど効率的な提案、円滑な展示会運営ができます。